こんにちは、ペロンです。
フランスは「美食の国」なんて言われることも多く、確かにフランスには多くの美味しいレストランがあります。
しかもパリなどの大きな町だと、色んな国籍の料理があり、様々なジャンルの料理を楽しめます。
もちろん日本食も!
最近は日本食ブームなのか、フランスではお寿司屋さんは至る所にありますし、得にパリだと本当にどのエリアにも必ずお寿司屋さんがあります。
(味は…微妙なお店もたくさんがあるのが現実なのですがw)
渡仏当初は「さすが美食の国で、多国籍民族が共存する国なだけあって、色んな食事が楽しめるなぁ」なんて思っていました。
でも…フランスで暮らしていると、ほんっとうに良く思うことがあるのです…
そんなことをよく思います…
もちろん!!人にもよりますし、一般論でも何でもないです。
ただ私が思ったことをまとめてみました。
「私の知っているフランス人はそんなことないわよ!」と怒らないでください、もちろん人によりけりなことは承知の上で書いています。w
悪しからず。
田舎の人ほど、より保守的?
前述の通り、フランスの大都市では多くの多国籍料理が手軽に楽しめます。
そのため、都会の人ほど多国籍料理を楽しむ機会が多いのでないでしょうか…
一方、フランスの田舎は…そもそもレストランなど無い地域もたくさんあります。
恐らく日本でも同じですよね、田舎のほうがレストランは少ないですよね。
フランス人の中には、食べたことないもの、見たことが無い素材などに、異常に嫌悪感を出してくる人も居ます。
絶対手をつけない人も。
(この話は後ほど)
やはり食べなれてないせいか、ものっすごく保守的だと思うのです…
食に対して保守的ではないフランス人は、旅行や出張などで海外の食事に慣れた人だと思います。
やはり外に出る機会が多く、多国籍な食事に接する機会が多いからか、抵抗感なく食べてくれる…
そんな人たちには色んな食事を提供しても問題ない…のですが、そもそもフランス料理しか食べたことないような人には、かなりハードルが高いなぁと思います。
知らないものを食べる時の抵抗がすごい
今まで何度か、フランス人の家族や友達に日本食を振舞ったことがあります。
日本食はフランスでもすごく人気ですし、好きな人も多いのではないでしょうか。
でも、日本食の中でも煮物、おひたし、ひじきなどの海草を使った一品料理など、伝統的な料理は苦手な人が多いのでは…と思います。
そもそもそういう料理は食べたことない、食べ慣れていないので、怪しいものを突っつくように食べたり、口もつけずに残されたりしました。
と言った感じの、ポジティブな反応ではなく、
みたいな感じの反応をされることが多かったです。
実際私も、義家族にお弁当を何度か作り、里芋の煮物を入れたのですが、その時に、
なんて、何の悪気も無さそうに言われたのです。。
すごくショックだったし、かなり傷つきました。(今でも結構根に持っていますw)
絶対もう作りませんw
「日本食は美味しいに決まってる!それなのに食べないなんて」と言いたいのではありません。
悪気が無いとしても、食事を作った人に面と向かってそんなこと言うことにびっくりしました。
会社でも、色んな国の人が訪問した際に、お土産を持ってきてくれることがあります。
でも手をつけない人も多いですね…
知らないものを食べるときの抵抗感のすごさにびっくりです。
家庭の食事がかなり質素
「フランスは美食の国」なんて言われているし、私はフランス人は家庭でも毎日豪華で美味しいものを食べていると思っていました。
まぁ正直、フランスではほとんどの家庭が共働きなので、そんなことをしている余裕と時間がない、という人が多いと思います。
それが理由かはわかりませんが、フランス人の家庭では結構質素な食事が多いなぁと思うのことがよくあるのです…
フランス番町のブログで面白い記事があり、おふくろの味はゆでタマゴ ~フランス家庭料理事情という記事の一部引用させて頂きました。
番長あるとき、フランス人に、アンタにとって家庭の味っていうと何なんだい、って聞いてみたんだな。
こっちの頭の中には、キッシュ(生クリームと卵を混ぜたパイ生地にベーコンや野菜を入れて焼いた料理)やポトフ(肉や野菜の煮込み)なんかが、あらかじめイメージとして頭の中に浮かんでるわけじゃねえか。そしたら、ポンフリだって言うんだよ。
ポンフリってのは、正確に言うとポム・フリット、英語で言うところのフライドポテトだ。
そりゃオマエ、フライドポテトもうまいだろうけど、日本で「かあちゃん自慢の一品と言えば白いご飯だい」って言うようなもんだぜ。おっと、誤解のないようにしておかなきゃあな。日本ではフライドポテトと言うと添え物っぽい印象かもしれんが、フランスではメインディッシュに合わせて出てくるライスの皿みたいな存在だ。
ステーキやムール貝の蒸したもの、あるいはサンドイッチなんかと一緒に、大量に皿に盛られたのが出てくる。コイツはその、皿盛りライスこそが家庭の味だって言ってるわけだ。メインはねえのかよ。
(参照・引用:おふくろの味はゆでタマゴ ~フランス家庭料理事情)
フライドポテトが家庭の味…
確かに、フランス人はとにかくよくポテトを食べます。
フランス人の幼い親戚が日本に来たときも、日本に居てもとにかくポテトを食べまくっていました。
「ヤッター!!!!」なんて大声上げてたくらい…
番長のお話は続きます。
まあ、これはたまたまトンデモ母ちゃんだったのかもしれねえ。
また別の野郎にも聞いてみた。
今度はウフ・マヨネーズだと答えやがった。どうやらフランス料理っぽくなってきたと思ったかい? ところがぎっちょんキリギリス。
ウフってのは卵のこと。マヨネーズはマヨネーズだな。
あのな、ウフ・マヨネーズってのはさ、ゆで卵のマヨネーズがけのことなのよ。
(参照・引用:おふくろの味はゆでタマゴ ~フランス家庭料理事情)
フライドポテトに卵のマヨネーズがけ…
なんて質素な食事…
いや、番長…私も全く同じことを思います…
いや、本当意外と皆質素なものを食べているんですよ、普段は…
美食、豪華な食事!というのは、レストランに限った話なのではないか、と思っています。
(もちろん、こだわりがあってかなりキチンと食事を用意している家庭もありますけどね!)
詳しくはこちらをどうぞ…
いかーに質素な(お粗末な?)食生活か、分かって頂けると思います…
色々経験してみて、かなり皆食には保守的だなぁと思うことが多く、フランス人に何か日本食を作るときは、特定の食事しか作りません。
餃子、お寿司、お好み焼き、焼きそば、から揚げ等。
ケチな野朗と思われるかも知れませんが、変に色々作って残されたときのガッカリ感が半端じゃないので、色々提供するのは辞めましたw
以上、私の勝手なフランス人の食に関する考察を書いてみました~。
あくまで個人的な意見なので、悪しからず…
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