旅行記

2019年版 ジョージア観光で必ず注意するべきポイント まとめ




こんにちは、ペロンです。

 

先日念願だったジョージアに旅行してきました!

大自然が本当に素晴らしく、ご飯も美味しい上に滞在費も安い国で、とても楽しめました!

 

しかし…ジョージアは恐らく日本人の観光客や在ジョージアの日本人もかなり少ないので、かなり日本語での情報が少ないと思いました。

実際、外務省のジョージア(Georgia) 基本データによりますと、在ジョージアの日本人はなんと45人なんだとか。(2017年10月現在)

人口や治安情報など、だいたいの簡単な基本情報は日本語で知ることも出来ましたが、全く日本語で探せない情報もありました…

 

なので、旦那と2人でジョージアに行く前にフランス語や英語の情報もチェックしてからジョージアへ行ったのですが、今回の旅行で知った、ジョージア観光で注意するべきポイントをまとめました。

但し、この情報は2019年6月上旬時点の情報です。

旅行前には必ず最新情報をチェックしておきましょう。




安全情報、危険なエリアについて

ジョージアは最近観光地として注目を浴びていますが、実は2008年に内戦があった地でもあります。

外務省のHPを見ますと、下記のように治安情報が記載されています。

2008年,ジョージアからの分離独立を求める南オセチア自治州(当時)において,ジョージアと南オセチアの軍事衝突が発生したことを契機に,ジョージアとロシアの大規模な軍事衝突が発生しました。
この軍事衝突は,ジョージア北西部のもう一つの民族紛争地域アブハジア自治共和国にも飛び火し,アブハジア及びその周辺にも戦火が及んだほか,ロシア軍がトビリシ市近郊を含むジョージア各地の軍事施設に爆撃を行ったため甚大な被害が発生しました。その後,EUの仲介により停戦合意をしたものの,ジョージア政府と南オセチア及びアブハジア「当局」が対峙し続けており,それぞれの行政境界ライン付近では,周辺住民の身柄が拘束される事件が頻発しているほか,戦闘が激しかった地方においては,不発弾等が依然として残っています。
上記以外のロシアとの国境地域は,現在ジョージア政府の管理下にあり,また,ロシアとはコーカサス山脈に隔てられていることから,戦闘や住民の身柄の拘束等は確認されていません。しかし,ジョージアとロシアは上記軍事衝突以降国交を断絶したままで,南オセチア,アブハジアの独立承認に関する問題は解決したわけではなく,突然情勢が変化した場合には,国境地帯は危険になりますので,国境地域への不要不急の渡航は止めてください。
なお,首都トビリシ市,パンキシ渓谷を含む上記以外の地域は,比較的安定していますが,突然情勢が変化することもありえますので,滞在に当たっては最新の情報を常に入手するよう努めてください。

(参照・引用:ジョージアの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】

なるほど…

依然ジョージアとロシアの関係は冷え込んだままで、一旦戦闘が停止しているだけということなのですね。

ジョージアではロシアから陸路で来たであろう車や観光客を見かけることが多かったですが、外交上はまだ危険な状態です。

 

上記の通り、ジョージア国内には非常に危険なエリアがあるのですが、地図はこちらの通り。

(画像引用:外務省 海外安全ホームページ ジョージア

 

ちょっと理由が良く分からないのが、フランス政府と日本政府で危険レベルの扱い方が違いました。

フランス政府が赤く塗りつぶしているエリアは、日本政府はオレンジ色になっていました。

(画像引用:France Diplomatie – Georgie

 

オレンジ色と赤色の危険レベルの違いはこちらの通りです。

オレンジ レベル3渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
・その国・地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。
(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して対比の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)

 

 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
・その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国・地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。

 

なぜ日本とフランスで危険エリアの扱い方が違うのか分からないですが、どちらにしても観光で行くなんて絶対ダメ!という扱いですね。

危険なエリアに素晴らしい自然や風景を楽しめる場所もありますが、国がこのように定めている以上、絶対に行かないようにしましょう…




持ち込み常備薬に注意

これは日本語では全く情報を見つけられなかったのですが、フランス語で「ジョージアは常備薬持込に非常に厳しい国」という情報を見つけました。

在ジョージアフランス大使館のHPに下記のように記載されています。

L’attention des voyageurs est appelée sur la règlementation très stricte de l’entrée avec des médicaments en Géorgie.
La loi sur les stupéfiants, les substances psychotropes, les précurseurs et l’aide narcologique, établit une liste des substances placées sous contrôle, dont certaines peuvent entrer dans la composition de médicaments disponibles en pharmacie en France. Il n’est possible d’entrer en Géorgie avec des médicaments comportant de telles substances que dans des conditions très limitées et en respectant une procédure stricte.

(日本語)
旅行者へ注意、ジョージアは薬の持ち込みに関して、とても厳格に規制しています。
麻薬、向精神薬、前駆物質および麻薬援助に関する法律は、規制物質のリストが確立されており、そのうちのいくつかの薬はフランスの薬局で入手可能な薬かもしれません。 非常に限られた条件下で厳格な手順に従ってそのような物質を含む薬と共にジョージアに入国することが可能です。

(参照・引用:Entrée en Géorgie avec des médicaments -La France en Géorgie

麻薬のようなものが厳しく規制されているのは当然なのですが、フランスの薬局でごく普通に入手できるような薬も、持ち込み禁止されています。

例えばちょっとした睡眠薬なんかは持ち込みができません。

フランスで販売されているこの薬には、ジョージアに持ち込みが禁止されている原材料が含まれているのです。

フランスは結構向精神薬を常用している人も、気軽に処方するお医者さんもいますし、なので厳しく呼びかけているのでしょうね…

フランスの薬に限った話ではなく、通常薬局やお医者さんから処方されるようなお薬のうち、禁止材料が含まれている薬があることに注意しましょう。

持ち込み禁止の薬のリストはこちらのRevenue ServiceのHP(英語)に記載されています。

 

禁止薬品を所持している場合、禁錮・罰金の可能性もあるそうです。

実際、フランス人の旅行者が8日間拘束され、2500€(約32万円)の罰金を科されたのだとか…

参考記事はこちらのをどうぞ→ Arrêtées à la douane, les deux Françaises ne peuvent pas quitter le territoire géorgien.

 

一般的な薬であり、大量の持ち込みでなければ(10箱以下)問題ないとのことですが、もし持ち込みが可能かどうか心配な場合は、直接問い合わせたほうが良いと思います。

十分注意をしておきましょう…!

 




水道水、フルーツや生野菜に注意

水は安全とは言えず、水道水を飲用するのは避けたほうが良いです。

私は心配なので、歯磨きもミネラルウォーターで済ませていました。

 

でもついうっかり、フルーツと生野菜を食べてしまったのですが、特に問題ありませんでした。

ただラッキーだっただけという可能性もあるので、心配な人は火が通った食事だけ食べましょう…

 




ジョージアで観光する際は、色んな情報を集めるだけではなく、必ず政府の情報も確認しておきましょう。

やはり日本語情報が少ないので、旅行前は必ず、政府の公式情報を確認しておくことをおすすめします。

何か分からないことがあれば、直接大使館に質問するのもありだと思います。

 

ジョージアは本当にきれいな国で、地方の自然の雄大さが素晴らしいです。

注意するべきポイントにはくれぐれも気をつけて、楽しい旅行をお過ごしください。

 

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