こんにちは、ペロンです。
私は海外留学の経験もなく、英語もフランス語も全く喋れませんでした。
そんな私が、何故か今フランスのパリで生活していますw
今、楽しく生活できていますが…
フランスに来たばかりのときは、ほんっとうに辛かったです。
繰り返します、ほんっとうに辛かったw
その理由、フランス語が全く出来なかったから。
もにゃこさん、はじめまして
フランスに移住予定でしょうか??
行けばなんとかなる!と、今だから言えますが、正直フランス語が話せなくて超大変でした
元々別にフランスもフランス語も好きできたわけじゃないので、一時期鬱っぽくなりましたw
学校は通わず、仕事をしながら覚えていっている
↓— マダムペロン@パリ (@madameperon2016) 2018年10月2日
ので、知っている話題はフランス語でやり取りできますが…逆に日常会話とかの方が難しくて苦戦しています
フランス人、英語がわかるけど英語を話さないという人ももちろんいますが…
正直あんまり皆英語話せませんw行けばなんとかなりますが、正直大変でした
— マダムペロン@パリ (@madameperon2016) 2018年10月2日
フランスでフランス語が出来ないと、かなり困るし、辛い思いをすることがあるかと思います…
また、フランスの公用語はフランス語1つだけ。
陸続きのヨーロッパでは、複数の公用語が定められている国が多くあります。
しかしそれに対し、フランスはフランス語だけ。
ドイツ | ドイツ語、デンマーク語、上ソルブ語、下ソルブ語、フリジア語 |
---|---|
スイス | イタリア語、ドイツ語、フランス語、ロマンシュ語 |
イタリア | イタリア語、カタルーニャ語、サルデーニャ語、スロベニア語、ドイツ語、フランス語、フリウリ語、ラディン語 |
スペイン | スペイン語、アラン語、カタルーニャ語、ガリシア語、バスク語、バレンシア語 |
ベルギー | オランダ語、フランス語、ドイツ語 |
(参照URL:各国の公用語の一覧)
フランス人はフランス語に誇りを持っていると言われる事がありますが…
本当に筋金入りのフランス語至上主義社会なのです。
少数言語を認めないスタンスで、実際フランスは今も仏領コルシカ島と言語や領土問題でもめています。
そんなフランス社会に飛び込んだペロン。
初めてフランスに来たときは、メルシー(ありがとう)とボンジュール(こんにちは)しかフランス語を知らなかったのです。
そして、元々別に「フランスもフランス語も大好き!」という訳ではなく、勉強も思うように捗りませんでした…
そんなフランス語能力0でフランスに来てしまったのですが、フランスで色んな洗礼に遭い、「日本でちゃんと勉強しておけばよかった」と何度も後悔しました。
そんな私が、フランスに来るなら日本でちょっとでも勉強しておいた方がいい!と思った経験をまとめました。
Contents
フランス移住前に日本でフランス語を勉強しておくべき! 3つの理由
フランス人はフランス語を話せない人にすごく冷たい
これはほんっとうによく思いますが…
フランス人はフランス語を話せない人にすっごく冷たいです。
フランスには移民局(OFII)という役所があります。
もしフランスに配偶者や学生として来て入国した場合、ここで色んな手続きをする必要があります。
その手続きの中に、フランス語のテストがあるのです!
(OFIIの手続きの詳細は、こちらの記事にまとめてあります。)
まずここで、移民局が求めるA1レベルの語学力を達成できていないと、強制的にフランス語の授業に通わさせられます。
移民対策をちゃんとやっていると思うし、政府がそうやって言語の面倒を見てくれるのは良いことですが…
フランス語が喋れない人に対して、「フランス語話しなさいよ!」という社会的圧力をすごく感じます。
フランスに学生とか配偶者として入国すると、移民局(OFII)での強制フランス語レッスンとか、文化講座とかあるんだけど…
他の国ってどうなんだろう?
私この「話せ!フランス語!染まれ!フランス社会に!さぁ、自立して働け!納税しろ!」という感じが苦手ですw
— マダムペロン@パリ (@madameperon2016) 2018年10月2日
だからこっちで会社入った時も、フランス語できない前提で入社したのに「え!?フランス語できないなんて!信じられない!」みたいな扱い受けて、本当に辛かったなぁ…
今もたまに言葉がわからなくて仕事についていけないと辛いけど。w
— マダムペロン@パリ (@madameperon2016) 2018年10月2日
フランス語が出来ない=自立していない、この社会で生きていけない人と思われてしまうのです。
私自身も、フランス語が全く出来なかったとき、
と、何度も、色んな人に言われました。
本当いちいち言われてめんどくさいし、正直良い気分ではありませんでした。
フランスは移民大国で、2011年のフランスの移民人口は400万人を超え、生産年齢人口の10%を占めたといいます。
本当に多くの移民が居る、移民大国なのです。
(参照URL:移民人口、生産年齢人口の約10%に)
一方で、フランスでは一部の移民が仕事に就けずに生活保護を受け続けている、という問題もあります。
どこかから来た移民が税金をまともに払わず、社会保障を食い尽くしている!と思っている人が居るのです。
そんな移民大国フランスは…
外国人だとしても、フランス語を話し、フランスの価値観や文化を受け入れて社会に同化する人には、とても寛大な国だと思います。
つまり、フランス語を話し、職を得て、ちゃんと納税する人。
フランス語が出来るか出来ないかは、その第一ステップなのです…
でもそれができないと、社会に同化できない人のように扱われ、かなり辛い思いをすることになってしまいます。
フランス人は予想以上に英語が話せない
たまに…
「フランス人は英語を理解できるけど、フランス語で返事してくる!」という方、いますよね。
もちろんそういう人もいて、英語で質問してもフランス語で返事してくる卑屈な人も居ます。
でも、私が思うに…
フランス人は本当に英語を話せない人が多いです。
英語で聞いても、フランス語で返してきた場合、単に英語で返事が出来なかっただけなのです。
もしくは、ちょっと話せるけど、プライドが邪魔して、「拙い英語を話して人にどう思われるか!」と気にしている可能性があります。
まだパリや大きな地方都市だと英語が話せる人が多いですが、田舎に行くと壊滅的に英語が通じない。
私は仕事の都合でフランスのとある田舎に行き、英語で質問し続けていたら…
と怒られたこともあります。
俺は英語はなせるぞ!と見栄張っている人も、案外通じないことが多く…
私が行っていた医者も、「英語OK」という前提で高い料金を設定しているのに、ちょっと複雑な話になると全く英語が話せない人でした。
レストランやちょっと道を聞く程度だと英語で対応してくれる人もいます。
しかし、家の手続き、銀行の手続き、滞在許可の手続きなど…
ちょっと複雑になるともう全然喋れないという人が多いのです。
会社でも英語のメールには全然応じないけど、フランス語でメールすると秒速で返事をしてくれる人がいますw
英語も通じないと、フランス語を話すしかありませんよね。
フランス語ができないと生活できないのです。
フランス語の授業は全てフランス語で行われる
私もフランスで語学学校に通ってみましたが…
そこでびっくり、フランス語の学校は全てフランス語で行われるのです!
どんなに低レベルなレッスンも全てフランス語で行われます。
例えば、
等の簡単な質問でも、ちょっとでもフランス語を知らないと理解できないですよね。
私みたいに「メルシーとボンジュールしかわかりません」という状態で来ると、もうぜんっぜん何もわからないのですw
全く付いていけなくなってしまいます。
なので、フランスに来る前に超入門のレベルは日本語で勉強しておくべきです。
日本でフランス語を学ぶ、おすすめ勉強方法
私のように全くのフランス語の初心者の場合…
まず最初に、徹底的に文法と簡単な単語を頭に入れておくべきだと思います。
こちらの記事に詳しく勉強方法をまとめていますが、私はテキスト2つだけで超入門レベルA1レベルを突破しました。
まずはこれを徹底的に頭に叩き込みましょう!!
そしてあまり教材を増やすことはおススメしません。
教材が増えてしまうと、「あれもやらなきゃ、これも…」となってしまい、パンクしてしまうんですよね…
仕事していたり、語学だけに1日を費やせない人は特にこうなる傾向があると思います。
私も実際、色んな教材を買いましたが…
結局この2つしか使いませんでしたw
でもこの2つだけで大丈夫です。
これだけで、前述のフランス移民局のフランス語のテストは余裕でクリアできました。
私は文法と単語を叩き込んでから、リスニングに挑戦しました。
ロゼッタストーンのオンライン学習を使っていましたが、24時間いつでも勉強できるのでおススメです!
フランスでフランス語を使えるか否か、これは本当に重要です。
旅行だけなら問題ないですが、住む予定だったら絶対に勉強しておくべきだと思います。
私自身も、フランス語が出来ないがために、疎外感を感じたり、悔しい思いをいっぱいしました…
もし移住予定があったら、日本で十分に勉強しておきましょう!
きっと少しでも理解できると、すこーし楽しくなってくると思います!
頑張りましょう~!!!
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