こんにちは、ペロンです。
日本人の友達や知り合いに「フランスに住んでいる、パリに住んでいる」と言うと、よくある反応がこれ…
いつもキラキラした目でこーんなことを言われてしまいます…
なぜなのか…
フランスやパリというワードを出すだけで、何故か超素敵なオシャレな生活をしていると勘違いされるのです。
でも実際…!
残念ながら、そんなキラキラしたイメージと裏腹に…びっくりするぐらい普通です。
パリはファッションの先端地!と言われますし、もちろんものすごくオシャレな人たちもいますが、大多数の人は普通…
むしろ日本人の方がオシャレなのでは?と思うぐらいです。
どうして日本人の方がオシャレなのでは?と思うのか、理由をまとめてみました。
Contents
ハイブランドを持っている人など、ほとんどいない
フランス人はブランド品に囲まれて暮らしている…なんてイメージがありませんか?
確かにフランス発祥のハイブランドはたくさんありますよね!
エルメス、ルイヴィトン、シャネル…
日本にも進出し店舗もありますが、エルメスやルイヴィトン、シャネルなんかは誰もが憧れる高級ブランドですよね!
でも正直…
普段生活してて、ブランド品を持っている人なんてほとんど見ませんw
高級ブランド品を持っている人はだいたい観光客だったり、または偽物バッグを使っていたり…w
キレイな服、靴、バッグで身を固めている人なんて、日常生活でほとんど見ません。
むしろ、ハイブランドによっては全く知らない人さえいます。
これにはびっくりしました…
私はフランスに訪れるまで、「フランス人は全員、シャネルの広告に出てくるような人たちばかり!」なんて思っていました。
もちろん、そういうイメージ通りの超素敵なマダム・ムッシューもいますが、ほっとんど見ません。
むしろどこに生息しているのだろうかと思いますw
フランスは超格差社会で、ブランド品に身を固めているような人たちは上流社会の人たち。
もちろん移動は、高級車!
正直メトロやバスなんざ、庶民の乗り物は使わないですね。
ボン・マルシェみたいな高級デパートでは、お金持ちの皆様が颯爽と高級車で来ている姿が見れます…
そのようなフランス社会で上流社会にいるような人たちは本当に一握りの人たちで、ほとんどの人たちは中産階級、もしくは低所得者です。
日本よりもずっと給与水準が低いフランスで、ハイブランドを買う余裕がある人は少ないのが現実。
私は日本に帰国すると、いつも多くの人がハイブランドのバッグやお財布を持っていて、物凄くびっくりします。
日本人の方がよっぽどハイブランドに興味があり、買える財力もあると思いますw
色使いが案外地味で、無難な服装ばかり
パリに住んでいていつも思うこと…それは、皆色使いが案外地味なのです!
黒、白、グレー、茶色、ベージュ…
こんなベーシックな色ばかりで、実にシンプルです。
また、服装もジーンズに緩めのニット、とか定番物が多く、これまたシンプル…
シンプルといえば何となくカッコイイですが、とにかく無難です。
着まわし効くし便利だけど、あまりにも色使いが地味すぎることにびっくりしました。
ファッションスナップとかでよく見るような、色使いが素敵なお洒落さんは少数派だと思います。
色使いが地味で無難な服ばかり着ていますが、色が派手なリップを使ったり、アクセサリーを使ってオシャレをしている人が多いなぁと思います。
個人的にこういうシンプルなファッションは好きで、よく言えばシックだなぁと思います。
季節感があまりない
フランス人は、ファッションにおいてあまり季節感を大事にしません…
というのも、季節感云々よりも「本人が着たい服を着る!」ということの方が優先されていると思います。
また、個々人の、「暑い寒い」の感覚が大事で、同じ日にTシャツ1枚で過ごしている人もいれば、厚手のコートを着ている人もいます。
日本人のように、季節に合わせて色使いや着るものを調達するという考えはあまり無く、着たいものを着る。
別にそれがおかしいとも思われません。
フランス人はファッションにおいて、季節感よりも実用性を重視しているなぁと思います。
化粧は適当
こちらに来てびっくりしたのが…とにかく化粧が適当な人が多いです。
ハイブランド同様、フランス発祥のコスメが多くありますが…
案外適当に済ませている人が多いです。
日本のように、「人前で化粧をしないなんて失礼だ!」なんてこともないですし、化粧はしたけりゃすれば良い、といった感じ。
会社でも化粧をしないで出社している人も多くいて、むしろバッチリ化粧をしていると、「今日どうした!?」とこちらがびっくりするほどw
人の目をいちいち気にしなくて良いのはとても楽だし、ノーメイクでも文句言われないのが良いですね。
逆に日本に一時帰国すると、どの女性も化粧、ネイルともにバッチリの人が多く、それはそれでびっくりします。
ものすっごく人に見られることを意識している、キレイにしているなぁといつも感心します。
靴はスニーカーや歩きやすい靴が多い
フランスの地面は石畳の地面が多いからか…?
多くの人が、歩きやすいスニーカーやフラットシューズを履いています。
バッチリ服装を決めていても、足元はスニーカー…
ルブタンやジミーチュウといった、高級な靴を履いている人はまず見ません。
そういうものを履く上流社会の人たちは、車移動です!w
友達は、「通勤中はスニーカーやフラットシューズで、オフィスについてからハイヒールに履き替える~」なんて言っていました。
通勤中のオシャレなんかよりも、実用性、疲れないことを重視しているようです。
下着丸見えの人が…
暖かくなる季節になると、下着丸見えの女性がたくさん現れます。
薄手のシンプルなTシャツに、柄が色が派手なブラを使ったり…
服装によっては、そもそもブラ自体が丸見えだったり…
そんな人たちがちらほら見られます。
ここまで丸見えだと、全くセクシーにも見えず…
むしろ下品にさえ見え、全くオシャレとは思えないです。
フランス人は、シンプルで簡単なおしゃれを楽しんでいると思います。
日本人よりも色々気を使わず、ズボラですね。
見た目に気を使っているという点では、日本人のほうがずっとオシャレです。
でも…!
フランスの超オシャレなイメージと反してしまいますが、個人的にはこの「ズボラオシャレ」は好きです。
実は肩肘張らないフランスのオシャレ、お金もかからず、着まわしも出来て、なかなか良いなぁと思う私なのでした!w
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