こんにちは、ペロンです。
フランス(パリ)に住み始めて約2年半。
海外留学もしたことなく、海外生活とは無縁だった私ですが、何とかフランスで生活していますw
皆が憧れるパリに、まさか住む事になると思ってませんでしたが、良いところも悪いところもいっぱい見てきたなぁと思います。
そんな私の経験に基づく話ですが、フランス(パリ)の好きなところ、嫌いなところをまとめてみました!
フランス(パリ)の好きなところ編はこちらです。
今日は後半、フランス(パリ)嫌いなところ編をどうぞ~!
Contents
役所仕事が死ぬほど遅いところ
フランスの役所はどうしてなのか…
本当に死ぬほど仕事が遅い!!!
もうね、本当に何もかも数ヶ月単位で時間かかるのです。
ペロンも今まで色々経験しました…
【1ヶ月半】フランス免許の取得ために、日本の免許と交換
【1ヶ月半】医療費の返金
【2-3ヶ月】役所で入籍
【4ヶ月】労働許可証
【8ヶ月】セキュリテソシアル(社会保障)加入
などなど、本当に仕事が遅いのです。
詳しくはどうしてフランスの役所仕事はこんなに遅いのか、ペロンの経験談まとめという記事をどうぞ!
https://www.madameperon.info/archives/admin-france.html
もう時間がかかりすぎて、1ヶ月以内に何かしてもらえると逆にラッキーだと思っていますw
本当にフランスでの手続きが色々遅すぎて、たまに在フランス日本大使館で何か手続きすると、逆に早すぎてびっくりしてしまいますw
物や手紙が届かないところ
フランスあるあるなのですが…
郵便物や通販で買ったものが届かない、紛失することがしょっちゅうあります!
過去にも何度も通販トラブルを経験しましたが…
アマゾンでAirPodsを買ったときはかなりしびれました。
これです。
これをオーダーしてから2週間届かず、箱がボロッボロの状態で届きました…
詳しくはフランスのやばすぎる物流事情という記事に、私が経験したことがまとめられています。
そして手紙も誤配送や失踪が多い…!
また、不在で再配達がめんどくさいので…
どっかの誰かに渡してしまい、「配送済み」のステータスに切り替えたりすることもよくあります。
もう配送済みのステータスにしているので、届いていないとクレームしても、「え?知らない」で終わりです。
郵便局も配送業者も本当に全く信用できません。
ストライキが多いところ
フランスは本当にストライキが多いです。
今年、2018年は国鉄SNCFとエールフランスが3ヶ月間のストライキを実施しました。
その当時の苦労は、フランスはストライキ大国という記事に詳しくまとめていますので、ぜひどうぞ。
労働者が権利を主張できることは大事だと思います。
でも3ヶ月ストライキって…
3ヶ月て!!!!!!www
しかも国鉄SNCFもエールフランスも、フランスの中ではかなり高待遇・高給料の会社として有名ですからね。
税金で成り立っている会社なのに、働いてくれなくて本当に困ります…
その他、ガソリンを輸送する組合がストライキをしたり、ごみ収集車がストをしたり…
公立学校の場合、学校でさえストライキをするんだとか。
税金が高い割に、社会保障が微妙なところ
フランスの税金はかなり高いです。
毎月お給料から40%ぐらい天引きされ、その後また住民税と所得税を支払います。
年収の半分ぐらいは税金で取られているのではないでしょうか。
それだけ税金を払っているので、フランスは高福祉・高医療国家と言われていますが…
本当かなぁと疑問に思うことが多いです。
まず医療について。
フランスの医療制度はちゃんと理解していないと、かなり損することが多いです。
そして医療制度自体も面倒くさいったらありゃしない…
詳しくは、フランスの医療制度で気をつけるべきことという記事に詳細をまとめてあります。
フランスでは、癌や国が定めた重大疾病になった場合、完全無料で治療が受けられます。
(私立病院だったり、個室を使う場合は個人負担額が発生してしまうので注意)
けれど、あんまり予防医療の発想はないし、本当に高医療国家なのか?と疑問に思います。
そして教育について。
フランスの学校は基本全て無料ですが…
「タダはタダなりの質」なのです。
実際、「私立のほうが良いに決まっている」というフランス人も多いです。
日本同様、私立はもちろん有料です。
フランスはかなり学歴社会ですが…
エリートコースに乗りたいのであれば、公立学校での教育では無理があるようです。
物価が高いところ
フランス(パリ)は給料が低い割に、本当に生活費が高い!!
日本と比べて安いなぁ、お手ごろだなぁと思うのは野菜と果物ぐらい。
その他全部結構高いです…
パリで外食をした場合…
食事のジャンルにもよりますが、安くても絶対に€20(約2700円)はかかります。
日本は外食がかなり安いと思いますが、2700円もあったら飲みにいけますよねw
フランス料理に行く場合は一人絶対€40(約5400円)はかかります。
また、日本の食材やアジア食品が欲しくなることもありますよね?
そんなアジア食品、パリでは容易に入手できますが…高いです!
納豆キムチ豆腐がどうしても食べたくて、週末Kマート行ったよ〜
これだけで13ユーロぐらいしたよ〜(約1700円)ご馳走か pic.twitter.com/ohEjaAH793
— マダムペロン@パリ在住キャリアウーマン (@madameperon2016) 2018年10月1日
給料が低いところ
私もフランスで就職して、本当にびっくりしましたが…
フランスの給料は本当に低いです!
こちらの記事、フランスと日本の会社の違いに給料についても詳しくまとめています。
2015年の日本の平均年収が420万円に対し…
2015年のフランスの平均年収は€20540。
€1は100円のような感覚なので、手取りは年間205万しかもらえていないような感覚です。
(参照URL:https://johoseiri.net/entry/2017/01/17/065242/)
(参照URL:https://www.planetoscope.com/comptes-publics/1804-salaire-moyen-en-france.html)
しかもここから所得税と住民税を支払いますからね…手元に残るお金は本当に少ないのです!
超学歴社会なところ
実はフランスは日本と比べ物にならないぐらい、超学歴社会。
そんな筋金入りの学歴社会について、前半、後半下記記事でまとめてあります。
正直…
このご時勢でまだこんなに学歴社会な風潮があることにびっくりしました。
未だ、超階級社会なのですね~。
なので「学歴ないけど、たたき上げで出世した!」ということは、ほぼありえないですね。
職歴があったとしても、学歴がないとかなり冷たく扱われます。
フランスは超個人主義な社会。
これが良くも悪くも、色んなところに反映されていると思います。
どんな国も、良い所と悪い所があり、これは表裏一体。
良いところも悪いところも、楽しめるようになれると、フランス生活は悪くないと思いますw
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